食の安全
スーパーに行けば野菜が買える。路地販売の野菜が気軽に買える。
そんな日常が変わってしまうかもしれません。
ゆうべのお茶会(オンライン授業と言えば分かりやすい?)で出た種子法。そして、種苗法の改正案。
その言葉を聞いたとき、私の頭は「ハテナ」?でいっぱいでした。
農作物を作っているのに知らないとは~!!と軽くショックを受けつつ、こんな事になっている世の中にも衝撃を覚えました。
そして、なんと自分が世情に無関心だった事…
まず、種子法とは「主要作物の優良な種子の安定的な生産と普及を国が果たすべき役割」(Wikipediaより)…?ですよね。
分かりやすく言うと、米、大豆、麦等の主食となる作物の種を国が責任を持って管理します。予算も国から出ます。
この法案は2018年には廃止されました。予算がカットされ、国→自治体へ移管されています。民間企業も介入できるようになりました。
そして、近日、改正案が出されている種苗法。
どのように改正されるのかというと、育てて採れた種を勝手に使ってはいけません。ということです。
詳しく説明してくれている記事を見つけました。↓
https://peraport.milliwalk.com/20_05_20/
また、種苗事業の民営化。
民営化って企業が参入することでより、資金が得られるんじゃないの?競争でより良いものがでてきて、良い事なんじゃないの?って思う人もいるかもしれません。
でも、民営化することで一部の企業に有益に働くようになってしまいます。
はっきり言って作物を育てるって、手間ひまかかるわりにお金にはなりません。
それなのに、種を買うのにも毎年お金がかかるようになる。
毎年育てていた野菜が品種登録されていて、勝手に育てている!と訴えられるかもしれません。
品種登録された作物を育てるのにも多額のお金がかかる。
家族経営されている農家さんが多い日本ではたまったもんじゃありません!
そして、気候変動が激しい近年、生誕込めて育てた作物が被害に遭ってしまうことも少なくありません。
経費がかかるようになるから、野菜の値段も上がる。我々の家計にも響いてくるんですよ。
そして、安い種はF1種といって、一代しか実がならないんです。つまり、精子がない!
その作物が食べた人の身体に与える害は…同じように精子が作られにくくなってしまうのです。
なぜ、F1種ができたのか…。遺伝子組み換えをし、一代しか実がならないことで、毎年種を買わせる。種子企業のもうけの為です。
そして、農薬や除草剤が必要なように作られる。農薬や除草剤を製造、販売している企業がもうける為に…
人の健康なんて二の次なんですね…恐ろしい。
そして海外、特にアメリカやカナダで作られている小麦や大豆は残留農薬や栄養価の低下が懸念されています。
お腹がいっぱいになれば良いじゃん!と思う人もいるかもしれません。
口から何をとるかで人間の身体はつくられます。人間の思考はつくられます。安全な食べ物を適切にとれば、病気にもなりにくいし回復しやすいのです。
それに、農薬や除草剤は地球の土壌も破壊します。遺伝子組み換えという方法で目が出て→伸びて→膨らんで→花が咲いて→実がなって→種が落ち→やがてまた芽が出る。という自然の流れも破壊しています。
民営化されると、力(お金)がある企業が都合の良いように動きだします。一部の企業が独占的にできる仕組みになっている世の中。
彼らは何を得たいのでしょう…
農家の方の中には種苗法改正に賛成の方もいらっしゃいます。
私も法改正後の利点が全く見つけられていないので、偏った考えを載せているかもしれません。
それでも、これだけは言えるのは、自分達の食、自分達の健康、自分達の選択、自分達の行いは未来に繋がります。
どうか、これからの日本、これからの地球のために関心を持ち、行動していきましょう。
長文、乱文、最後まで読んでいただきありがとうございます。