玄米の栄養素~リン~
玄米は多くの栄養素が含まれています。
どう食べたらその栄養素を活かせるのか、また、玄米の弱点をカバーできるのか調べた事を少しでも分かりやすくシェアできたら良いな。と思います。
玄米にはリンが多く含まれています。
リンは骨や歯、細胞膜の組織の構成成分です。
リンは加工食品にも含まれている為、リンが不足するよりも過剰摂取になることに気を付けなければならないかと思います。
リンの取りすぎはカルシウムの吸収を妨げます。
また、カルシウムの取りすぎもリンの吸収を妨げるので、この2つの成分は同じくらいの量をとるのが好ましいです。
実際にどれくらいの量を食べれば良いのか調べてみました。
厚揚げ(120g)…290mg
木綿豆腐(150g)…129mg
納豆(50g)…45mg
かっこ内の量にだいたいこれくらいの量が含まれています。
※魚や乳製品、野菜にもカルシウムは含まれていますが、今回は大豆製品を載せました。
玄米ご飯一杯(160g)にリンが208mg含まれているとすると…厚揚げと野菜の煮物とか、豆腐のお味噌汁、納豆と小松菜の和え物などを合わせると良さそうですね。
健康食としてのイメージが強い玄米食ですが、持病がある方には向かない場合もあるようです。今回、調べてみての新知識。
腎臓が弱っている場合、リンやカリウムが多く含まれていることで腎臓に負担がかかってしまうようです。
ただ、ここに関してはまだしっかりと調べていられないので…まだまだ知らない事がありそう。
持病がある方はお医者さんに相談してみる事をおすすめします。
分かりやすくと言いながら、少しマニアックな内容になってしまいましたが、今日はこの辺で…