リフォームと認知症
今、我が家では父の思いつきにより、両親の部屋の改修中です。
冷えが辛いからと床下と壁に断熱材を入れる事に…
しかも、自分達でやると(○_○)!!
10日間くらいの予定がコロナウイルスの影響で資材を調達するのに時間がかかり、3週間くらいかかりそう。
両親の部屋の改修=部屋にあるものを全て部屋の外に出す。
ということは両親は部屋の改修中は違う部屋で寝なければいけません。
母を取り巻く環境はガラリと変わりました。
私はここぞとばかりにシミのついた服や穴の空いた服など、いらないものを処分!としたいのですが、認知症との闘いでもあります。
物への執着心がかなり強い母は、あの服はどこに行った?セットのズボンがあったハズだ
と…元々持っていないものでもあるハズだ!と。
使えなくなった物でも思い入れが強いものは何分かおきに確認されます。
認知症の方は日常が変わる事で強い不安をおぼえます。そのために認知機能の低下が進んでしまうことも。
という情報は知ってはいたものの、物で溢れている部屋…
歩くスペースないよ?
実際に脱いだ服を再びタンスにしまったり、何度も着替えをしたり…という症状が出てきています。
さらに認知症が進むと汚れた下着をタンスに隠すようになる。という話を何件も聞いた事があります。
認知症の症状を落ち着かせる事はできていても回復させるのはなかなか容易ではありません。
回復は無理だ。と言われています…
私はまだ完全には諦めていないけど、策もまだ見つけられない…。(今は食事内容を気をつけて作ってみています)
この思いが母にとって吉と出るのはか凶と出るのかは何とも言えないところではあります…
ただ、さらに認知症が進行したときのために今のうちに必要最小限の収納に縮小してほしいという私のエゴがかなりあります!
もちろん母にとっての思い出を大事にする事も大切なんですよね。
疲労しつつありますが、心にも空間にも余裕は大事☆ということで、私自身も落ち着こうと思うのでした。
そして、みなさん!元気なうちに持ち物は少なくしておく事をおすすめします(笑)